6月15日からマダガスカル支援の旅へ出発 マダガスカルの森を守り、子どもたちに笑顔を! 里山エネルギースクールプロジェクト

NPO法人エコロジーオンライン(栃木県佐野市 理事長:上岡裕)は、トヨタ自動車環境活動助成プログラムの支援を受け、「マダガスカルの森を守り、子どもたちに笑顔を!里山エネルギースクールプロジェクト」と題し、6月15日~23日の予定でマダガスカルを訪問します。

 

 

一昨年、エコロジーオンラインのグループ企業である里山エネルギー株式会社(栃木県佐野市 代表:大和田正勝)が、独立行政法人国際協力機構(JICA)「中小企業海外展開支援事業~基礎調査~」の採択を受け、「マダガスカル国ハイブリッド型ロケットクッキングストーブとエコ燃料の製造販売事業基礎調査」を実施しました。栃木県で初採択となったこの調査調査で報告された支援モデルを形にするための共同訪問となります。

同国では調理用の燃料として薪や炭が大量に使われ、そのおかげで森が荒廃し、土砂崩れが頻発する事態が生じています。その被害を食い止めるため、エコロジーオンラインでは、自然エネルギーの活用技術と教育を支援する「里山エネルギースクール」を創立することになりました。現地での打ち合わせのために首都のアンタナナリボ他3地域を訪問予定。同スクールでは、オガクズやモミガラなどをエコ燃料として加工したり、家畜の糞尿をバイオガスに変えたり、太陽の光を熱に変えるソーラークッカーで調理するといった自然エネルギー技術を現地の子どもたちや住民の皆さんに学んでもらいます。この活動を通して森を破壊しない「里山エネルギー」を広げるリーダーを育てます。彼らを中心に薪や炭を大量に消費する従来のエネルギースタイルからの脱却を促し、循環型エネルギーの有効性を広め、地域社会に森の再生を呼びかけていきます。

 

詳しくはエコロジーオンラインWEBページ内の「チーム・マダガスカル」をご覧ください。